「海を伝えるキッズボランティア」 @マリンワールド海の中道
最新の情報携帯端末「i-Pod touch」を活用して、
志賀島小学校の児童が水族館で自然の大切さを伝える、
「海を伝えるキッズボランティア」を行います。
当館(マリンワールド海の中道)では、JST(科学技術振興機構)や文部科学省
(国立科学博物館)他の支援を受け、最新の情報携帯
端末を活用した、理科教育や自然学習に取り組んでい
ます。授業で使用する携帯情報端末「i-Pod touch」
は、これまで国内における水族館と学校の連携学習で
取り入れた例はなく、学習ツールとしての使用は、学校教育のみならず、博物館教育や情報教育など、各方
面から、「学校教育と社会教育連携の近未来モデル」
として大きく注目されています。
今回の「海を伝えるキッズボランティア」の学習は、事前に子どもたちが、水族館の生き物を解説する専用
のWebページをつくり、その後来館して、各自手にし
た携帯情報端末を操作し、解説ボランティアとなって、
お客様に情報提供して交流する活動です。
この学習に取り組む、東区の志賀島小学校(大森理恵
子校長)の5.6年生(26名)は、毎年、「総合的な学習
の時間」で地域の自然のすばらしさを学ぶ授業に取
り組んでいます。そこで今年度は、水族館を学習活動
の場として選び、1学期から、エビの飼育、情報端末
の操作練習、マリンワールド見学、生き物調べ、館員
の出張授業、テレビ電話の遠隔授業、Webページ作り、
地域の方々を招いて発表練習などを計画的に進めてき
ました。そしてその集大成が、今回の「i-Pod touch」
を使っての解説ボランティア活動です。子どもたちは、
調べたことをお客様に上手に伝えることができるのか、
期待と不安でいっぱいですが、はたしてどんな頑張り
を見せてくれるか、とても楽しみにしています。
●開催日時:2008年10月30日(木)9:30〜12:00
●開催場所:マリンワールド海の中道
●参 加 者:福岡市立志賀島小学校 5.6年生 26名
●お問合せ:マリンワールド海の中道(HP)
福岡市東区西戸崎18-28 Tel 092-603-0400
館長 高田浩二 学習交流課 三宅基裕
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