10/31(金)開催
水、土砂、生物を介した森、川、海をつなぐ物質の動態と機能に関するセミナー
(in札幌)
流域及び沿岸域の生態系を考える上で、森、川、海は完全に分離した物理系、生
態系を持つのではなく、相互に深く
関連していることが知られています。 そして、近年の課題として、森林を農地に転
換した土地から河川に対する細粒土砂
や栄養塩の供給過多、河川から海への供給土砂量の変動に伴う海岸線の移動、横断
工作物によるサケ科をはじめとした
魚類の遡上障害などが挙げられます。
本セミナーでは、水や土砂、河畔林や魚類等
を介した物質の動態ならびにそれら
が果たす物理的、生態的な機能について理解を深め、水域環境(流域並びに河口域
、沿岸域を含む)の総合管理を考
えるための知見を得ることを目的に開催するものです。
●開催日時: 2008年10月31日(金) 13:00〜17:30
●開催場所: 札幌市教育文化会館4F講堂
(アクセスマップ)
(札幌市中央区北1条西13丁目)
●主 催: (独)土木研究所寒地土木研究所
(HP)
●参 加 費: 無料
●参加可能人数: 約120名
●プログラム:
13:00〜13:10 主催者挨拶
恒松浩 ((独)土木研究所寒地土木研究所長)
13:10〜14:10 放射性・安定同位体によって解明される森林流域からの水・土砂の動態
発表者:水垣滋 (筑波大学研究員)
14:10〜15:10 河川内倒流木の動態と魚類生息場としての機能
発表者:永山滋也 (寒地土木研究所研究員)
15:10〜15:25 休憩
15:25〜16:25 生物を介した川-海間の物質循環(仮題)
発表者:柳井清治 (北海道工業大学教授)
16:35〜17:25 全体討議
コーディネーター:吉井厚志 (寒地水圏研究グループ長)
17:25〜17:30 閉会の挨拶
17:30 終了
●ポスター:PDF

●お問い合わせ先:(独)土木研究所寒地土木研究所 水環境保全チーム
桑原誠
(TEL :011-841-1696 )
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